夢は大きく歩みは手堅く

トリハダ代表 野島優一のブログ

新しい活動① 未来美術部 by ARC(アーク)

最近いくつか新しい活動を始めたので今日から連続でご紹介します。「野島はいま一体なんの仕事をしているのか」と大変頻繁に聞かれるようになってしまったので、少しでも回答になればと思うのと、営利・非営利問わず「一緒にこういうことしませんか」というコラボ的なお話がもしかしたら1件くらい来るかもなという淡い期待を込めて投稿します。

【新しい活動① 未来美術部 by ARC(アーク)】

ARCというアートプロデュースユニットを Kenji Esaki と Kaho Ikeda とやっており、その一環で「未来美術部」という、アートとテクノロジーで遊ぶ部活みたいなものを始めました。4月から北区の芸術文化施設ココキタにてレジデンススペースを借りており、アートとテクノロジーで遊ぶための道具をあれこれ設置して、毎週土曜を中心に開放する予定です。

ココキタはもともと中学校だった建物で、劇団さんや舞台美術制作者など色々な団体がレジデンスアーティストとして入居しているほか、雅楽や鍛金などの教室も多数あるところです。僕ら自身は必ずしもアーティストというわけではないのですが、色々な使い方ができる & 地域住民の皆さんにも楽しんでもらえるということで入居させて頂きました。基本的には子どもも大人も自由に遊びに来て、自宅や学校にない面白い機械で遊ぶ場であり、それを使ってアート作品を作れる場です。また我々メンバーが自分のやりたいことを試す場でもあります。技術書やアートブックのミニライブラリーも作ります。毎週土曜に開放する予定ですが、それ以外の時間はARCの作品制作スタジオともなります。

広さは教室の約半分で、床は畳。これから壁や天井を装飾するほか、プロジェクターやなんかもあれこれ置いて楽しい部室というか基地みたいな感じにしようと話しています。5月にはオープンするつもりです。具体的に何ができるのかはこれから随時アップしていきます。

未来美術部は「部」という形をとり、メンバーには少し帰属意識みたいなものを感じてもらえるように考えています。そのうち近隣の学校で「未来美術部はなんかわけわかんないけどとにかく楽しい」「未来美術部に入ってるってカッコいい」とか言われるようになったら嬉しいですね。泣けますね。当たり前ですが学校の部活との兼部もできるし、どこの住民だって入部できます。

我々自身がここに置きたいものはどんどん置いていきますし、レジデンススペースとは別にギャラリースペースもあるのでワークショップや作品展示・体験会もやっていきます。一方で企業や個人クリエイターからの「今度こんなもの作ったんだけど、子どもに使ってみてもらいたい」みたいな要望にも応えていけたらと思ってます。端末でも作品でもオファーお待ちしてますw。

個人的には、ここでの活動から新しい美術教育・技術教育のヒントが得られたらいいなとも思ったりしています。

まだ準備中ですがとても面白い取り組みになりそうです。ココキタは池袋からバスで20分、王子からバスで8分です。皆さん遊びに来てくださいね!
http://www.kitabunka.or.jp/cocokita/index.php?m=acc